単純に、歯並びが悪いといわれても、さまざまな種類があり、それぞれに専門の呼び名があります。
乱ぐい、といわれても、一瞬どのような状態なのかということがイメージしにくいかもしれませんが、乱ぐいというのは、いわゆる八重歯または叢生のことを言います。
八重歯というと、なんとなくチャームポイントというような、かわいらしいイメージもありますが、一口に八重歯といっても、やはり人それぞれに個性があり、違いがあります。
乱ぐいは、八重歯の他に、叢生というような呼ばれかたもしますが、「叢生」という言葉を知らない・聞いたことがないという人もいるでしょう。
「叢生」というのは、草木は群がって生えること、という意味の言葉ですが、その言葉の意味の通り、乱ぐいというのは、歯が大きすぎたり、または顎が小さすぎて歯と顎の大きさとの調和がとれていなかったりといった状態のことを言います。
そのため、長さや太さの揃わない、草木が群がって生えているのと同じような、統制のとれていない状態として、叢生という言葉が使われるようになったといえるでしょう。
また、開咬とは、かいこう・オープンバイト、とも呼ばれ、これはあごを閉じて、しっかりと奥歯を咬みしめても、上下の歯、とくに前歯の上下の歯の間に、隙間ができている状態のことを言います。
通常の場合は、開咬は、前歯の上下の歯がかみ合わない状態のことを言いますが、横側などの側面の歯にその症状がでるケースもあります。
この開咬の主な原因といわれているものは、いくつかありますが、遺伝的なケースもありますし、また赤ちゃんの頃の指しゃぶりや舌を出すクセがあったり、舌をよく噛むような習慣があったり、後天的な習性によって、上下の歯の間に隙間が生まれ、開咬となってしまうケースもありますので、日ごろのクセを見直す、ということも大切です。
赤ちゃんの指しゃぶりや遺伝などといわれると、治しようがないのでは、と思うかもしれませんが、開咬も大人になってからでもきちんと治療すれば個人差はありますが、矯正していくことは可能ですので、一人で気にしたり、放置したりせず、まずは歯科医院で相談してみるようにしましょう。
矯正歯科のミニ知識は、歯科矯正について解説しています。
不正咬合というと、なんだか難しい言葉なので、いまいちどのような歯の状態であるのかということが想像しにくいかもしれませんが、不正咬合とは「ふせいこうごう」と読み、意味は、歯のかみ合わせが正常でない状態を・・・・