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期間はどのくらいかかる?

歯科矯正を行う場合には、歯を動かすのですから、相当の時間がかかるのが当然です。

もちろん、子どもであるか大人であるか、成長期のタイミングであるかなど、歯が動きやすい・動きにくいということもありますが、この、歯の移動にかかる時間というものは個人差がありますので、いくら事前にしっかりと治療計画を立てても、必ずしも思い通りになるとは限りませんので、その部分は理解しておいたほうがよいでしょう。

歯科矯正に時間がかかるのは、歯が動くのに時間がかかるのですから、当然です。

歯の動く仕組みというものを理解しておけば、どうして歯科矯正に時間がかかるのかとういうことも理解できますが、まず、歯というものについて考えてみると、硬い食べ物も噛み砕くことのできるとても丈夫なものです。

これを動かそうというのですから、簡単なことでないだろうことは、容易に想像がつくことですが、歯を動かすためには、骨の代謝機能というものを上手に活用しているのです。

そのため、代謝の活発な子ども時代や成長期のほうが、歯を動かしやすい、と考えられているのですが、大人になってからも歯の代謝機能そのものはありますので、歯科矯正を行うことができるのです。

骨の代謝機能、というのは、骨に一定以上の圧力がかかると「吸収」という現象を起こし、骨を溶かすことによってその圧力を軽減しようとしますが、そのためによって出来た、空いたスペースには、また新しい骨が作られてスペースを埋める、という働きを持っているのです。

骨の代謝機能を利用して、動かすことのできる歯は、1ヶ月で0.3ミリ程度のものですが、実際、歯科矯正を希望している人の場合に必要な歯の移動は4ミリくらいのケースが多くあるので、この骨の代謝機能を上手に利用しても、歯科矯正には1年以上の時間がかかってしまいます。

しかし、時間はかかりますが、体内の仕組みを上手に利用しているために歯には負担がかかりませんし、一度移動をきちんと終えて、保定し、それが安定されれば、美しい歯並びを保つことができるのですから、決してムダにはなりません。

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